2020年以降、新型コロナウイルスの世界的な流行（パンデミック）によって、各国経済の不確実性が急速高まりました。ワクチン接種が進むにつれて、徐々に経済活動が回復傾向に向かっているものの、新型コロナウイルスとの共存が求められるなかで、不確実性が高い状態は当面のあいだは継続されることが予想されます。

このような世界経済全体が不安定な見通しのなかでも、ベトナムは今後も継続的にGDPのプラス成長が見込まれている数少ない国の一つであり、＜税制優遇＞や＜安価な労働力＞が呼び水となって、日本企業が海外進出を検討する際の有力な検討先の一つとなっております。

特に、中期的には海外からのインフラ整備を中心とした直接投資（火力発電所建設やホーチミンでの地下鉄建設）によって、さらなるビジネス環境の改善が見込まれると同時に、ベトナム国内での新たな雇用が創出され、ベトナム人の所得向上も見込まれる好循環が生まれるものと予測されます。長期的には、オフショア開発や製造業の生産拠点設立を目的とした進出だけでなく、消費が拡大する＜マーケット＞としての魅力も高まっていくものと期待され、小売・サービス業や不動産業などのベトナム内需の獲得を狙った企業の進出割合が増加していく見通しです。

しかしながら、投資先として魅力的なベトナム経済の見通しがあるものの、ベトナム特有の＜商慣習＞や＜会計ルール＞、ならびにベトナム語での＜煩雑な手続き＞や日本とは異なる法体系に基づく＜規制＞が存在していることも事実であり、他国に比べ進出の難易度は決して低くないため、ベトナム進出においては特にバックオフィス業務の専門家サポート（BPO）が必要不可欠です。

当社、PRONEXUS VIETNUM CO.,LTD.（プロネクサスベトナム）は当地ベトナムに進出する日系企業のバックオフィス業務から当地での営業活動にいたるまで、信頼性の高いワンストップサービスで支援すべく、2019年10月より、日系企業のベトナム進出に於けるBPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）サービス事業を本格的にスタート致しました。

ベトナムに先立ち、2014年開業しましたPRONEXUS TAIWAN CO.,LTD.（プロネクサス台湾）に次ぐ、

海外二番目の拠点として、台湾で培ったBPOサービスの経験とノウハウ、そして㈱プロネクサスの日本国内ネットワークを駆使し、今後、更に充実したサポート体制を構築して参ります。

プロネクサスベトナム
PRONEXUS VIETNAM CO.,LTD
代表取締役社長　河村直宏